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St Petersburg Mariinsky Theatre で1998年に行なわれた Valery Gergiev 指揮で The Kirov Opera CompanyとThe Kirov Balletによる「Prince Igor」(Borodin) 。
YouTubeにUPされているのを観ましたが、素晴らしかった。
マリインスキー劇場のネオ・ビザンチン様式で造られたエキゾチックな内外観デザイン、同劇場の芸術監督/総裁のゲルギエフ指揮とキーロフ・オペラ、キーロフ・バレエの踊り。
僕にはオペラの専門的なことはよくわかりませんが、メインホールの豪華できらびやかな室内装飾、素晴らしい舞台装置、演奏と踊りには一気に引きつけられました。1時間30分はそれこそあっという間でした。
マリインスキー劇場は1859年に現在の形(ネオ・ビザンチン様式)で設計され造られたもので、劇場の名前もマリインスキー → レニングラード → キーロフ → マリインスキーと幾度も名前が変わってきた歴史を持っています。
現在の劇場に隣接して造る予定の新館の国際設計コンペで、フランス人(奇抜なデザインで評判の)ドミニク・ペローが2003年に設計を勝ち取りましたが、工事着工後の契約解除、再コンペと、こちらも目まぐるしく替わっています。さて、今はいったいどうなってるのでしょう?
世界遺産にも指定されているエルミタージュ美術館などの建ち並ぶ歴史地区に建つマリインスキー劇場ですが、隣接してドミニク・ペローはどうかなあ、と当時もやはり賛否両論でしたので、良かったのかも…。
ドミニク・ペローの設計した建物は世界各地にあり、奇抜でダイナミックなランドスケープ的デザインで売れっ子の建築家です。
もちろん作品は日本にもありますし、一昨年 東京オペラシティ行なわれたドミニク・ペローのエキシビションなどは、日本でもファンの多いペローですのでけっこう盛況でした。
と、それはさておき、このビデオの冒頭の部分でマリインスキー劇場の外観やラウンジ、メインホールなどが観客の姿と共に映し出されていますが、それらを見ると無性にサンクトペテルブルク(旧レニングラード) に行って観てみたくなりました。
・・・不定期に つづく
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