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今週で2月も終わりです。すでに今期の猟期は終わってしまいましたが、今年は幸いにも鳥猟とジビエ料理(調理)の両方を実体験する機会に恵まれました。
もちろん私には鉄砲撃ちは出来ませんから、実際には獲った鳥(ヒヨドリ)をさばくのを手伝うことくらいですけど、その一連のプロセスを経験することが出来て、やはり「百聞は一見に如かず」ということを再認識しました。
私が出かけたのはちょうど1ヶ月ほど前(2月の大雪が降る直前)、1月後半のポカポカした陽気が続いた日でした。
ちょうどその日は日中の気温もどんどん上がって春のような陽気となり、防寒着を脱ぎ捨てのんびりと東丹沢の里山を散策しながら鳥猟/ジビエ料理を体験してきました。
神奈川県の鳥猟は11月15日から翌年の2月15日までのわずか3ヶ月間だそうです。(渓流釣りに比べると狩猟期間って短いんですね。)
鳥の羽根をむしるのは思っていたほど難しくはなく、こんなに簡単に取れるものかという感じでどんどんむしり取っていけます。
撃たれた時の姿はちょっとかわいそうな気もしますが、羽根をむしってしまえばもうそれだけでお店で並んでいるような感じになります。写真のようにこのくらいまでさばいてしまえば、もう見慣れた鳥肉の姿ですね。きれいな肉の色をしています。
ただ、何といってもヒヨドリですから身体も小さいですし、心臓や砂肝も小指の先ほどに小さいですね〜。
(写真はそのままですと少し生々しいので、ノイズ処理を加えています。)
この鳥猟を行なった里山(というよりミカン畑の脇)ですが、集落にもけっこう近くて、想像していたような「山に入って猟をする」というような特別なロケーションではなかったことは私にはちょっと意外に感じられました。
この日の昼食には、主催者が取り置いてくれていた「鹿肉」を使ったシカシチューも振る舞われ、日本でのジビエ料理の初体験としてはなかなか実り多い一日になりました。
次回もし機会があれば、今度はシカかイノシシを捌いて食べてみたい。
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