カラマツの雄花/雌花と新芽・やどりき水源林 … 自然観察・WanderVogel
2014-04-16


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日曜日(4/13)に行ってきた、丹沢・やどりき水源林のカラマツの雄花と雌花、新芽(葉っぱ)の芽吹きです。

ピントの合っている写真中央左の下向きに丸く伸びている薄茶色の丸い芽が雄花です。
その少し右下に緑色の先端を持つ新芽が伸びていくと新しい針葉になります。
写真ほぼ中央の、やや上向きに付いている丸い薄緑の球体が雌花で、大きくなると可愛いパイナップルのような松ぼっくりになる部分です。

こうやってしみじみ見ていると、カラマツって不思議な木ですよね。

針葉樹のくせに(?) 毎年秋になると黄葉して枝ごと落ちて落葉するし、春になるとこうしてすっかり枯れ枝のようになったカサカサの枝から新芽が出てきて、雄雌の花まで咲かせるのですから!


秋に見られるカラマツの黄葉は、山全体を黄金色に染めて本当にきれいで素晴らしいものですが、春先に見られる若葉もまた、黄葉に負けず美しいものです。
まだ新芽が伸びきっていませんので、色気はありませんが、これから針葉が伸び始めると木全体が柔らかい淡緑色に染まります。

足下には去年の秋に出来た松ぼっくり(普通の松ぼっくりよりかなり小さめ)が枝ごと落ちて、たくさん散らばっていました。

戸隠山のカラマツ: [URL]
丹沢のモミの球果: [URL]

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