庭に迷い込んだオオスズメバチの女王蜂 … 自然観察・WanderVogel
2014-10-17


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庭に植えてある南天の木を切っていたところ、ブーンというやけに大きな羽音が聴こえた。

パッと頭上を見ると、ちょうど手に持って切っていた南天の枝に、体長 4〜5cmはあるオオスズメバチの女王蜂(本当にデカイ!)がホバリングしているではないか。


朝のニュースで小学校の自然観察会で、生徒が次々にスズメバチに刺されて救急車で搬送されたというのを見たばかりだったので、余計に恐ろしくて腰が抜けた。
(写真は後ろ姿ですが、正面を向くと顔が恐ろしいので、とても写真どころではないですよ)


この時期は、ススメバチの働き蜂はだいたいみな死んでしまっていますが、大きな女王蜂は、来年また子供を産み育てるために落ち葉の下などにもぐって越冬します。

ですから、彼女は越冬の出来る場所を探して、うろついていたのだと思います。そして、来年になって、庭のどこかの土中に大きな蜂の巣を作ろうと考えていたのかもしれません。

近づくと顎をカチカチ鳴らして威嚇してきます。顔も体もとても大きいので、怖いです。ビビります。


しかし、放っておく事も出来ません。庭で越冬などされたら余計に怖いですから。

一匹での単独行動なのは解っていますので、距離を取ってハチキラーのスプレーで何とか退治をすることが出来ました。

冷や汗をかきました。怖かったです。


山に入る時にはファーストエイドキットともに、いつもポイズンリムーバーを持ち歩いていますが、山ではなく平地でそれを使うことになったら笑い者です。

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