大地の芸術祭・着々と準備が進んでいるのかな … ART・WanderVogel
2015-07-05


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先日、新潟県十日町市での仕事の途中、写真の越後妻有里山現代美術館「キナーレ」(原広司氏設計)内にある「越後しなのがわバル」という洒落たバルに寄って食事を取りました。

ロの字にプランされたキナーレの建物の中庭は、ふだんは水が溜められ四角い池になっていますが、大地の芸術祭の作品制作のために水が抜かれて、池の中央で作業が進んでいました。

蔡國強(Cai Guo-Qiang)という作家による「蓬莱山 - Penglai/Horai」という作品の制作が急ピッチで進められている。

トリエンナーレ期間中には、数百本のスギやマツが植えられた「島・蓬莱山」が、水の張られた池「海」に浮かぶ姿を見ることが出来るでしょう。
池を取り囲む回廊には、一部にいろいろな形をした藁細工のオブジェが吊るされていましたが、本番では数も増えて池の周りを取り囲むことになるのでしょう。

蔡國強という作家の作品は、一番最初のトリエンナーレ(2000年)の時に、津南の山の中で見た「ドラゴン現代美術館」と題された(中国から移築した)「登り窯」での個展が印象的でした。


越後妻有の美味しくて魅力的な食事、豊かな自然環境の中で行なわれるインスタレーション、多彩な作品群などなど、トリエンナーレ「大地の芸術祭」は魅力が尽きません。
開催は今月末からですが、今から楽しみにしています。

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