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毎年、決まってこの時期になると、洗面台正面の窓ガラスにヤモリが張り付いてるのを見ます。
ガラス窓の上にシリカ球の玄関灯が付いていて、ここがその光りに集まってくる虫を補食するための定位置と言うわけです。
ヤモリの寿命は10年以上というので、毎年同じヤモリを見ているということになるのかな。
洗面台の下がオーバーハングになっていて基礎が打って無いので、ヤモリにとっては冬眠する場所としてはちょうど良いのかもしれません。
知らなかったのですが、日本には15種ものヤモリが棲んでいるのだそうです。住宅の窓や壁に張り付いているのはだいたいがニホンヤモリ(日本守宮・家守)です。
可愛らしい姿で、僕のお気に入りです。
ヤモリは漢字で「家守」と書くくらいですから、家を守ってくれる縁起の良い生き物です。
ヤモリが家にいると悪いことが起きない、と昔から言われてきました。
白ヘビも昔から縁起の良い生きものと言われていて、特に茅葺き屋根の家では天井裏に必ずいたものです。僕の伊予の本家も昔は大きな茅葺きの家でしたが、白ヘビいましたよ。
ヘビはにょろにょろしててちょっと苦手なのですが、ヤモリは愛らしい姿で、ぜんぜん嫌悪感はありません。
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