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現場検査からの帰り、道端で見つけたイラクサの葉。
春先の山菜として食べられているミヤマイラクサ(東北地方では別名:アイコ などと呼ばれます)とは違い、こちらは食べられない方の「イラクサ」です。
写真でもトゲトゲがわかるように、茎にも葉にも有毒物質を含んだ鋭いトゲがいっぱい生えています。
イラクサはイラクサ科イラクサ属の多年草で、ミヤマイラクサの方は,ムカゴイラクサ属で、種類が違います。
見分け方は、葉が互生か対生かで解ります。互生であればミヤマイラクサ、対生で葉がついていればただのイラクサ、というわけです。
前にも書きましたが、昨年暮れに行ったnepalの山中では、ダルバートの付け合せ(サーグ)で毎日食べてました。
イラクサは、ネパールでは「sisunu:シスヌ」と呼んでいました。
英名はHimalayan giant nettle というそうです。「nettle」はそのままイラクサのこと。
また、人をイライラさせる、怒らせるという意味合いもあるとのこと。
う〜ん、わかります!
ダルバート(ネパールの国民食・カレー)の付け合せで食されるだけでなく、このイラクサからは繊維も取れるそうで、ネパールではその繊維を取って布などに加工されているといいます。
そういえば、日本でも昔 イラクサは麻や苧麻(カラムシ)などと同じように、繊維をとって織物にしていたと聴いたことがあります。
やっぱり人間の考えることって、すごいもんです!
ネパールで毎日食べていた付け合せのイラクサ:
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